屋外空間をおしゃれで快適にするために取り入れたい5つのアイデア

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
鉄骨倉庫リノベーション~洋菓子&レストラン~, 株式会社ハウジングアーキテクト建築設計事務所 株式会社ハウジングアーキテクト建築設計事務所 商業空間 木 木目調
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家づくりをしていく上で、間取りやインテリアなど室内の計画については多くのこだわりやアイデアを持っている方も多いと思いますが、玄関アプローチや庭、駐車スペースといった屋外空間の計画については後回しになりがちで、こだわりも少ない方が多いのではないでしょうか。しかし、そうしたエクステリアの計画によって住まいの外観の印象が大きく変わることはもちろんのこと、庭での過ごし方や快適性・利便性、さらには防犯性も異なってきます。そこで今回は、株式会社ハウジングアーキテクト建築設計事務所が手がけた建物を通じて、屋外空間をおしゃれで快適にするために取り入れたいアイデアを紹介していきたいと思います。  

街中でも広々とした屋外空間が確保できる屋上テラス

ガーデニングやバーベキューができるような広々とした庭を持ちたいと思っても、住宅が密集する地域ではなかなか広い面積をとれなかったり、庭をつくったとしても建物に囲まれて光が差し込まないということも起こりがちです。そんな時は、屋上テラスを考えてみてはいかがでしょうか。家の屋根を平らにして、そこを歩けるようにすれば、大きな面積をテラスとして確保することができますし、何よりも太陽の光が廻りの建物に遮られない気持ちのいい屋外空間となります。こちらは洋菓子&レストランの建物ですが、ここの屋上テラスのように照明にもこだわっていくことで、おしゃれな雰囲気の屋外空間で夜も楽しめる場所にしてみてはいかがでしょうか。  

室内と屋外をつなげるウッドデッキ

屋外空間を快適で使いやすい場所にしていく上で非常に効果的なのが、ウッドデッキです。通常、室内と屋外がつながっている場所には、数十㎝の段差が生じてしまうため、出入りが億劫になり、屋外を有効に使えないこともでてきます。しかし、ウッドデッキがその間にあれば、それが室内と屋外の緩衝地帯のような場所になりますし、こちらの住まいのように室内の床の高さと合わせたり、屋根を付けることも可能なので、屋外空間の使い方の幅や快適性も向上させてくれます。  

余裕のあるアプローチ空間

門から玄関までをつなげるアプローチ空間も屋外空間全体をより良くしていく上でとても大切な部分です。ゲストが一番最初に住まいの雰囲気を感じる場所であることはもちろん、家族にとっても毎日「家」に帰ってきたことを感じさせてくれる特別な空間となります。敷地を有効に使うように考えると、門から玄関までを真っ直ぐ直線でつなげがちですが、こちらの住まいのように、アプローチに曲線を取り入れたり、植栽や照明を上手に配置していく余裕のあるデザインにしていくことを心掛けてみるといいでしょう。  

夜を演出する屋外照明

夜の庭やアプローチ空間をおしゃれに演出してくれるのが、屋外照明です。屋外照明によって、住まいのエクステリアがおしゃれに照らされることはもちろんですが、足元を明るく照らしてくれることで、つまずいたり転ぶことなく安全に歩ける屋外にしてくれたり、防犯対策にもなる機能的な面も忘れてはいけません。そうしたことを考慮しながら、間接照明の優しい光で屋外空間を上手に演出してみて下さい。  

雨風を防いでくれるポーチ

ポーチとは、玄関の屋外側のスペースになりますが、このスペースの機能性についても考えてみるといいと思います。具体的には、庇などを玄関の上部に取り付けて、玄関ドアを開け閉めする際に雨や雪を防いでくれたり、雨風が玄関内に入ってこないようにしていきましょう。それによって、雨の日でも使いやすい玄関となりますし、玄関周りをきれいに使うことにもつながると思います。さらに、こちらの住まいのように、玄関ポーチと駐車スペースのつながりも考えて計画することで、雨の時でも車の乗り降りや、荷物の出し入れが楽に行えるようにしていくといいでしょう。  

●株式会社ハウジングアーキテクト建築設計事務所が手がけた建物はこちらでも紹介しています●

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