三月も半ばに入り、太陽の光が随分と春らしくなってきましたね。春といえば、新しいことを始めたり、生活にも変化をつけたりしたくなる季節です。そんな時は、まずお部屋の模様替えから始めてみてはいかがでしょうか?今回のテーマは、模様替え。とはいえ、そこまで本格的なものでなく、手早く効果的に室内の雰囲気を変えるポイントをご紹介したいと思います。自宅の見慣れた風景を変えることで、生活にも少しメリハリがつくことでしょう。そして新たな気持ちで今年度をスタートさせましょう。
部屋の雰囲気をガラリと変えたいときは、壁などの大きなスペースに変化をつけると良いでしょう。壁紙を変えてみたり、好みの色に塗り替えてみたりと方法は色々ありますが、手っ取り早いのがウォールステッカー。自分の気分に合うものを見つけたら、大きなキャンバスを作成する気分で、バランスを考えながらぺたりと貼っていきましょう。イギリスの壁紙&壁塗装会社、Vinyl Impressionが提案するのはこちのステッカー。白樺の森をイメージしたもので、その中を鳥たちが飛び交います。淡い色の森の様子が、モダンな部屋に馴染んでいますね。
写真:www.vinylimpression.co.uk
インテリアを考える上で外せないのが照明器具。ライトは雰囲気作りに最も重要なアイテムの一つで、それ一つで部屋の印象がガラリと変わります。こちらのホテルライクなゲストルームは、計算され尽くしたインテリアが、どこから見ても美しくフォルムに見えるフォルムにコーディネートされた素敵な空間です。それに加え、落ち着いた照明が、大人な雰囲気を演出しています。ゲストルームやリビングルームなどのくつろぎの場所では、間接照明をお勧めします。明暗の境界線を曖昧にするので、柔らかい光のグラデーションで落ち着いたムードを演出してくれます。
部屋の模様替えをしたくなったら、ホームテキスタイルに注目してみるのも良いでしょう。比較的面積の大きなカーテンやカーペットなどを変えてみると、空間の印象が変わり、真新しい気分で生活を始められるかもしれません。ソファカバーを春仕様に衣替えするのもお勧めです。もしくはもっと簡単に、クッションカバーやランチョンマットなど、小さめなファブリックでも。少しの変化でも、ウキウキした春気分を楽しめますよ。
壁にアートを飾るのも、お勧めしたい、部屋の模様替えの一つ。日本には床の間の掛け軸を季節ごとに掛け替える風習がありますが、季節や気分によってアートを変えてみると、生活にメリハリがつきそうです。こちらのリビングの壁には、色々な絵が飾ってありますが、フレームの色とタイプが揃えてあることと、色のトーンが似ていることにより、統一感があります。色も柔らかな春仕様で、ほんわかとした気分になれます。
素敵なインテリアを保つためには、日々の整理整頓が欠かせません。出しておく必要のないものはできる限り片付けましょう。要らないものを処分したり仕舞ったりするだけで、部屋の模様替えをしたのと同じくらい、空間の印象が変わるはずです。こちらのリビングは、使い込まれたアンティーク棚が素敵です。こんなに魅力的な収納がリビングにあると、棚の上に無駄に物を置いたりせず、棚そのものを鑑賞したくなりますね。