木材の美しさをよみがえらせる裏技はありますか?

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Réaménagement de combles en chambres pour adolescdents , Lautrefabrique Lautrefabrique モダンデザインの 子供部屋
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新しい素材がたくさん世の中に生まれて、機能的にもデザイン的にも私たちの暮らしを向上させてくれていますが、住環境のなかで今なお一番大きな存在感があるのはやはり木材ではないでしょうか?木材は長く使っていると色が変わったり、すり減ったり、手入れを怠っているとつやも失ってきますが、それは天然素材であれば仕方がないこと。でも、そうなったらもう一度その美しさを輝かせてあげたいですね。では、どうしたら木材の美しさをよみがえらせることができるのでしょうか?

床や柱に使われる木材

こちらの写真は築50年の平屋をRENOCRAFTがリノベーションしたものです。古い建具や柱はそのままに天井と床に新しい木材を施しました。古い木材が新しい木材とともによみがえった空間は歴史が重なる心地よさがあります。このように木材は手入をすれば長い間私たちの暮らしを支えてくれます。だから、まずはできるだけこまめな清掃を心がけること。これは裏技とは言えませんが木材の美しさを保つためにはとても大切です。

キッチンカウンタートップを再利用

無垢の板でも集成材でもほとんどの木材は表面を削り直すことができます。少しの傷であれば自分で修理することも可能ですが、全体的に輝きを失った木材をよみがえらせるには、やはりプロの力を借りましょう。さて、こちらはゲンカンパニーがリノベーションを手掛けた住宅です。写真のキッチンは古いキッチンの天板を再利用して作ったものだそうです。木材は削ることでその輝きを取り戻すことができるので古くても多くのものが再利用可能です。こんなにステキになるのであれば、よみがえった木材だって幸せですね。

写真: Mihoko Tsujita

家具

昔からある古い箪笥などの家具は思い入れもあるのでなかなか処分はできません。それが価値のある桐ダンスであればなおのこと。どうにかしてインテリアに組み入れてみたいものです。そこで、こちらの写真をご紹介しましょう。これは、埼玉県を拠点に活動しているエドライフが手掛けた桐ダンスのアップサイクルです。60年の歴史のある桐ダンスが新しい家具へと生まれ変わった姿、とってもおしゃれだと思いませんか?木材の特性を生かして現代の暮らしによみがえらせること。これこそ裏技と言っていいかもしれませんね!

梁のお掃除

天井が高く開放的な空間が好まれる昨今、意図的に梁を見せる住空間も多くなりました。でも、いつも思うのは「どうやって清掃するのだろう・・・?」ということ。でも手入れをしなければ木材の部分はどんどん埃がかぶって輝きを失っていきます。一年に何度かはこの梁の部分も清掃しておきましょう。いつもは目に入らない高さですが、硬く絞った雑巾で梁を拭いてあげると、不思議と部屋全体もクリーンなって木材も輝きを取り戻します。

外部の板張りの壁

外部の木材で出来ている部分は年月が経つと清掃だけでは汚れを落とすことが不可能になってきます。そこで、考えを変えて写真のような塗装を施すのはいかがでしょう?どのみち、外部に使われている木材は何年かに一度、塗装をし直す必要があります。雨風にさらされるわけですから劣化が早いのは当然のことですね。これはガレージですが一部をストライプに塗装することによって楽しい表情が加わりました。まるで最初からこんなデザインなんだと思わせる説得力がありますね。

ドア

木材でできたドアであればよみがえらせるために塗装を施すというのも一案です。ポイントは入念に古い仕上げを剥がすこと。細部まで根気強くサンドペーパーをかけましょう。そして今までとは違った色を塗装すれば、きっと新品のように見えるはずです。裏技としては取っ手にこだわること。なかなか取っ手にまでこだわる人はいませんが、ここはお気に入りが見つかるまで気長に探して新品同様になったドアを一層美しく演出してあげましょう。

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