知らないうちにどんどんお部屋に増えていく本や雑誌。上手に収納することも大切ですが、読書好きな人におススメは、やはり本を活かしたインテリアコーディネートやデコレーションがおススメです。今回は、本棚の場所だけでなく本それ自体を活かしたデコレーションをご紹介します。本からインスピレーションを得て、知的なインテリアコーディネートを演出してみましょう。
本そのものをインテリアデコレーションにしてみましょう。こちらはフランスのTEEBOOKSが取り扱うMauro Canforiがデザインを手掛ける本棚です。縦、横とアイデア次第で本で形が作れる素敵なアイデアは、是非お家に取り入れたいインテリアデコレーションのアイデアです。
デザイン:Mauro Canfori 写真: Edith Andreotta
リビングルームに置きがちな本棚。でもワンルームマンションの場合、是非試してほしいのが「玄関先の本棚」です。味気なくなりがちな玄関を本とデザイン性のある本棚で知的にインテリアコーディネートしてみましょう。また、少しの外出先でも鞄に本を入れて出かける人には最適です。出かける前に靴を選ぶように、今日一日を一緒に過ごす本を選んでみましょう。
コーヒーテーブルやベッドサイドのテーブルに本は不可欠です。ついしまいがちな本を敢えて見せることでインテリアをコーディネートしてみてはどうでしょうか?こちらはフランスのデザイナーPOLITが手がけるRuches。アフターヌーンティーのような形のテーブルに、好きな本をデザートを並べるように置くことができます。本を見せながら収納するDIYでも取り入れたい素敵なアイデアです。
少し広いお風呂場を持っている人におススメは、ちょっとした本棚をバスルームに置いてみましょう。リラックスしたバスタイムに雑誌や読みかけの本がすぐ手に取れようにしてみてはどうでしょうか?読書の時間もバスタイムも充実したものになります。モダンでシンプルになりがちなバスルームの印象を本を置くことで変えることができます。
こちらは、東京のデザイナーDRILL DESIGN CO., LTD.が手がけるTOTEです。金属の金具と木を組み合わせた棚は、「取っ手」の様になっており、本を挟んで飾れるようになっています。本の表紙を選んでインテリアデコレーションできるシンプルでおしゃれなデザインです。
こちらは、本そのものを建築コンセプトに取り入れた例。大阪の建築家UZUが手がける事務所は、白い本の形態や素材感をインスピレーションにデザインされています。本のページを思わせる外壁、背表紙調の事務所ロゴ、室内天井はまるで本の開いた時のように、白いページを連想させる天井が柔らかく光を拡散させます。本、そのものを建築デザインのインスピレーションにした個性的なデザインです。
写真:a.fukuzawa
白い壁やモダンな室内のアクセントコーディネートして、本棚を壁一面に取り入れてみてはどうでしょうか?異なる色やサイズの本たちが、知的で好奇心煽る室内を演出してくれます。ミニマルでモダンな室内にぴったりなインテリアデコレーションです。
本棚を置いてインテリアデコレーションするならば、個性的なものを選んでみてはどうでしょう。こちらはスペインのMUEBLES FLORES TORREBLANCAで取り扱われている本棚。白い三角形のシンプルな組み合わせが、犬と男の子んの姿を形づくるシンプルでありながら個性的な本棚です。本を見せつつ収納したい人におススメのデザインです。