レイアウトを工夫して快適な一人暮らしの部屋を!

Aya F. Aya F.
The Living Wall, Till Könneker Till Könneker ミニマルデザインの リビング
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一人暮らしの部屋は、コンパクトな大きさのものが多いでしょうか。ワンルームタイプでは特に気を付けたいのがレイアウト。食べる場所、寝る場所、くつろぐ場所とをうまく配置しなければ、見た目も暮らしも雑多になってしまう可能性があります。今回のテーマは、ひとり暮らしのお部屋のレイアウト。快適な空間づくりのためのいろいろなアイデアをご紹介していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

棚を上手に使ったレイアウトですっきりした一人暮らし部屋

一人暮らしのお部屋をレイアウトしていくときに大切なのが、ゾーニング。役割ごとに空間を分けていく作業です。コンパクト空間ならば、動線をすっきりさせることがマスト。その上で、来客があるときのプライベート空間をどうするかなど、細かいことを考えていきます。こちらでは、リビングに隣接してベッドスペースが。でも、棚で囲まれているため、ベッドの存在にすら気づかないお客さんもいるかも?!棚で区切ることで、プライベートも確保され、収納もたっぷりできるため、一石二鳥です。

細長い部屋は真ん中をしっかり開ける

アパートやマンションによっても間取りはずいぶんと多種多様。不動産マニアには、間取り情報をつまみに酒が飲める、なんて人もいるようです。お部屋の形もさまざまなので、それに合わせたレイアウトが必須になります。例えばこちらの一人暮らしのお宅は細長い空間。すべてが見通せてしまうほどコンパクトな家ならば、家具は両端に寄せて真ん中をすっきりとさせること。床がしっかりと見えていると、狭い部屋も広く見えるのだそうです。家具は明度の高いものを選びましょう。

収納棚はコンパクトにまとめて多機能に

お部屋をカスタマイズしていくときに、いろいろと頭を悩ませるのが収納のこと。収納棚は物がある限りは必要だけれど、部屋に凹凸が増えることで空間に圧迫感が生まれてしまうこともあります。こちらの家具は、かなり大きなものですが、いろんなサイズの収納スペースがデザインされているため、一つで多機能。テレビラックや本棚はもちろんのこと、書類を収める場所や折り畳み式のデスクスペースまでがこの一つに収まっています。フラットで統一感もあるため、すっきりと見せることが可能です。

パーテーションも上手に利用

お部屋のゾーニングは大切ですが、どうやって分けていくのがよいのでしょうか。すべてを見渡せる状態で家具の配置だけで空間分割をするのが一番シンプルですが、住空間が広いならば、敢えて壁を使ってみるのも一つのアイデア。こちらのお宅では白い不透明の壁とガラスとを使ってダイニング、リビング、寝室スペースを分けています。壁を利用することで、それぞれのスペースを隣接させることができるため、省スペースながらもそれぞれの空間が独立した造りに。中古マンションのリノベーションなどで使えそうなアイデアです。

シンプルなゾーニングの美しい白い部屋

広々とした空間って気持ちがいいですよね。こちらは、東京のリノベーション会社・NUリノベーションの手がけたお宅です。真っ白の空間に白木のフローリング、家具が最低限のみでコーディネートされたシンプルな空間です。ワンルームですが、画面左奥には大人の胸の高さくらいのパーテーションが施されていて、その奥がベッドルーム。ワンルームの開放感とプライベートの確保を両立させた絶妙なアイデアです。こんなミニマルな一人暮らし、憧れます!

ガラスの棚ですっきりした間仕切り

お部屋をゾーニングするにあたり、家具で仕切るのは初歩的な手段ですが、背板のない棚を使ってゆったりと区切ると、視界を遮らないため圧迫感を与えることなく、さりげないゾーニングが実現できます。さらなる「すっきり」が目指せるのがこちらの棚。ガラスでできているため、物が置かれていないスペースからは向こうが見通せて、コンパクトなお部屋でもすっきり見せられそう。すべてが見通せてしまう素材だからこそ、物を収めるときにはこちらのようにボックスを使って雑多に見えないように工夫するとよさそうですね。

素敵に快適に暮らしたいですね。ご意見ご感想お待ちしています。

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