今回ご紹介するのは、お子様のいる家族がのびのびと快適に暮らせるためのモダンな住まいです。家族が交流しやすいLDKの配置や開放的なリビング、フレキシブルに利用出来る和室など、機能性と心地よさを併せ持った住空間に仕上がっているのが特徴です。またくつろぎの雰囲気を演出している、上質でナチュラルなインテリアも注目ポイントとなっています。このプロジェクト「one by one」を手掛けたのは、愛知県を拠点に活動しているYUUKISTYLE 友紀建築工房です。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう!
お子様がのびのびと過ごせるような住空間を目指して、プランが進められたこの住まい。外観はシンプルで洗練されていて、落ち着きのある雰囲気です。また程よく木が取り入れられていることで優しい印象もプラス。大きな開口部のあるリビングや庭がありますが、ウッドフェンスでゆるやかに目隠しをすることで外部からの視線をカット。生活のプライバシーを守りながらも閉じ過ぎず、適度にオープンな作りをした住まいとなっており、お子様のいる家族が安心して暮らせます。
オープン型のモダンなキッチンとその横に設けられたダイニングスペースです。壁面に大きな収納スペースを設けていて、食器や調理器具、家電、食料品などを全て仕舞っておくことが可能。物が多く生活感が表れやすいキッチンをスッキリと綺麗に片づけることが出来ます。またお洒落なインテリアの雰囲気を壊さずにいられる点もメリットです。壁の一部にはタイルが使われ、インテリアのさり気ないアクセントに。ダイニングでは、毎日家族が集まって一日のことを報告し合ったり、美味しい食事を楽んだりと、リラックスしたひと時を過ごします。
ダイニングからリビングスペースをのぞんだ様子。吹き抜けの天井を持つ開放的な作りで、高窓からは快適な日差しがこのリビングに降り注ぐのが特徴です。この住まいは、全体的に白とナチュラルを基調とした仕上がりのインテリアとなっていますが、こちらのリビングは特に白の割合が高いので、明るい雰囲気がより引き立ち、家族でゆったりと過ごすのにピッタリの空間です。また吹き抜けにより1階と2階の空間に縦のつながりが生まれ、お互いの階の気配が伝わりやすい点も大きなメリットとなります。
▶「住まいの写真」ページでは様々な種類のリビングを紹介しています。◀
※リビングの写真ページ
リビングは、天井部分が吹き抜けとなっている他に、床レベルが1階の他の部屋よりも低くなったいわゆるステップダウンフロアであることも大きな特徴です。それによって上手に空間をゾーニングしていて、仕切りのない一体感のある室内空間が実現しています。またリビングの隣には畳スペースが設けられています。
【ステップダウンフロアについては、こちらの記事でも紹介しています】
LDKの一角に設けられた和室スペース。縁なしのシンプルな畳が敷かれ、収納も取り付けられたモダンなデザインに仕上がっています。普段はお子様のお昼寝スペースや遊び場としても重宝しているそう。キッチンから良く見渡せるので、お母さんは食事の支度や家事などをしながらも、和室に居る子供たちに声を掛けたり様子をうかがったり出来る点が安心ですね。引き込んでいる建具を使えば、個室にもなり、静かに過ごしたい時や客間として利用したい時にも便利です。
▶ YUUKISTYLE 友紀建築工房が手掛けた建物は、こちらでも紹介しています。◀