NASU CLUBが手掛けた心地良く暮らすためのケーススタディハウス3軒

K.Yokoyama K.Yokoyama
Case Study House #59, NASU CLUB NASU CLUB Salon scandinave Bois Effet bois
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今回は、栃木県を拠点に活動している建築事務所「NASU CLUB」が手掛けたケーススタディハウスより、3つのプロジェクトをご紹介します。1つ目は吹き抜けで開放的なシンプル&ナチュラルな家、2つ目は間口の狭い敷地を上手に生かした個性的な3階建ての家、3つ目は木の使い方に特徴のある室内空間が素敵な家です。どの住まいも心地よく暮らせる雰囲気にあふれているのが魅力で、またインテリアデザインもそれぞれに個性があり、あなたの家作りの際に何か参考になりそうなアイデアも見つかるかもしれません。

1. 30代のためのシンプルハウス

Case Study House #59, NASU CLUB NASU CLUB Maison individuelle

こちらはプロジェクト「Case Study House #59 W house」より、夕暮れ時の外観の様子です。大小2つのボリュームが横につながるシンプルなフォルムに、細長いスリット状の窓がアクセントとなった外観。このスリット開口から室内の灯りが漏れ、より印象的な表情を作り出しています。この家は「住まい」について真剣に考え始める30代の人のための住宅としてプランニングされたもの。家族と一緒にどんな暮らしを作り上げていくのか、そんなことが思い描けるような住空間に仕上がっています。

associate: Mimasis Design


明るく開放的な室内空間

Case Study House #59, NASU CLUB NASU CLUB Salon scandinave Bois Effet bois

こちらはその室内リビングの様子。吹き抜けの開放感と高窓から降り注ぐ快適な自然光が心地良く、また白とナチュラルを基調としたインテリアも、優しい雰囲気を引き立てています。ソファや階段のデザインが室内と一体化して、空間に自然と馴染んでいるのも特徴です。


2. 3階建ての小さな家

Case Study House #58, NASU CLUB NASU CLUB Maison individuelle

こちらは「Case Study House #58 W house」より、間口3m弱、奥行き20m強の敷地に建てられた3階建ての狭小住宅。建物自体の幅はわずか1.8m、奥行きは12mとなっています。周囲は他の住宅に囲まれ、まるで「スキマ」のようなスペースにまっすぐと伸び上がるかのように建っているこの家ですが、町家の知恵を取り入れるなど最大限の工夫をし、小さくても快適に過ごせる住空間が完成しています。

associate: Mimasis Design


町家スタイルで楽しむ暮らし

Case Study House #58, NASU CLUB NASU CLUB Salon moderne Bois Effet bois

こちらがその室内の様子で、リビングを中心にのぞんでいます。天井高を3m以上と高く設置したことで、視覚的に部屋が広く感じられ、1.8mという幅が気にならないように工夫されているのがポイント。リビング、キッチン、寝室と一直線上に並ぶレイアウトの無駄のない空間使いも、ドンドンと奥に入っていく楽しい町家の雰囲気が体験できそうな雰囲気です。狭い敷地でも思った以上に快適な住まいが実現していることが分かります。


3.木の使い方が印象的な住まい

Case Study House #55 O house, NASU CLUB NASU CLUB Salon rustique Bois Effet bois

こちらのプロジェクト「Case Study House #55 O house」は、インテリアに注目したい住まいです。建材だけでなく家具を含め、オーク、ヒノキ、シダー、ウォルナット等、様々な木材が使用されているのが特徴。あらわしとなった梁、木目や色調の美しさがダイレクトに感じられる無垢材の仕切り壁、インテリアのアクセントとしても効いているリビングのヘリンボーンの床など、ナチュラルだけど単調ではない、洗練された雰囲気に包まれているお洒落な室内空間です。

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