かつては“日曜大工”と言うことが多かったDIYですが、この日曜大工という響きから温かい家族のぬくもりを感じませんか?家族のために汗を流して棚や机を作るお父さんとそれを見守る子供達とお母さん… そんなシーンも簡単に想像できますね。最近はDIYショップでほとんどの物が揃うので、自分で家の中をカスタマイズするのが趣味なんて方もいるのではないでしょうか?そこで今回は自分の趣味や家族のために大活躍間違いない自宅にDIYもできる作業場を作るためのチェックポイントをご紹介します。居心地の良い自宅のDIY作業場が確保できたら、日曜だけでなく毎日そこにこもって自分の趣味に没頭してしまうかもしれません。自分で作ることを楽しむ家は休日を充実したものに変えてくれます!
H2O設計室一級建築士事務所が手掛けたこちらの住宅は、ガレージを家の内部に取り入れて趣味の車と一緒に楽しく暮らせるよう計画されました。ガレージには作業場としてカウンターやコレクションを飾る棚なども作られていますが、どれも木の質感をそのままに自然な仕上がりにしています。また、天井に配管を露出させて一層この空間をカッコよく演出しています。奥に見える照明器具はオーナーが自ら購入した船舶用のものだそうですがこの空間にぴったりですね。これだけ広いガレージが家の中にあると、それはもうガレージであるとともに作業場であり、リビングでもあるまさに家の中心的存在になります。
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作業台はもちろんシンプルなものが良いでしょう。こちらは2つの脚に天板をのせただけの机ですが、大きな天板を支える3本の脚の姿は頼もしい限りです。もちろん頑丈で使い勝手の良いものが一番ですが、ちょっとこだわって選んだ作業台は使う人の創造力とモチベーションも上げてくれます。
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こちらの写真は株式会社コウド一級建築士事務所が手掛けたガレージ+ワークスペースの建物です。当初は屋根付きのガレージのみを計画されていたそうですが最終的には2階にオーナーの趣味の部屋も設けられました。家の中には作業場にできる空間がないという方は、このようにガレージに作業場をプラスして計画することも考えられます。ここでは13畳のワンルームの空間にコレクションしたものを飾ったり自転車やカメラといった趣味のものを置いたりする他に、机といすも用意されているのでワークスペースとして使うこともできます。自宅からちょっと離れたガレージの作業場は誰にも邪魔されず一人で趣味に没頭するには最高の場所といえるのではないでしょうか?
作業場でのDIYに使う工具はしっかりと揃えておきましょう。DIY好きは、かなりこだわりを持って何本も揃えている人がたくさんいるのではないでしょうか?さて、工具は手に馴染むことが大事なので買うときにしっかり握って相性を確かめてください。こちらの写真はかつてグッドデザイン特別賞を受賞した“女性のための工具シリーズ”ですが、デザインが良いだけでなくとても使いやすそうですね。使いやすいものをじっくり選ぶことをお勧めします。
作業場には危険なものも置いてあるのでケーブルなどはできるだけまとめておくことが大切です。床にはなるだけ物を置かなようにいつも片付けておきましょう。そしてそんな作業場でもやっぱり音楽を楽しみたい方には写真のようなスピーカーはいかがでしょうか?このスピーカーはヘッドフォンジャックに接続して使うパッシブスピーカーですのでコンセントやバッテリーは必要ありません。これなら作業場でDIYを楽しむときも安心して使うことができそうです。
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自分で作ることを楽しむ家の床にはコンクリート床がおススメです。こちらは遊びのあるコンクリート床の吹抜け空間が印象的な住まい。コンクリート床の上には重たいものがしっかり置けるので自分で作ることを楽しむ家のスペースとしても、子供のちょっとした遊び場としても多岐に活躍してくれます。
ビルトインガレージの奥に趣味のスノーボードグッズがしっかりと収められる住まい。見せる収納が素敵ですね!収納壁と一緒に作業台も設置して、スノーボードの手入れから休日のDIYまで楽しめるガレージ作業場として仕上げられています。