私好みの「かわいい」部屋探し

Nami Sasaki Nami Sasaki
KOTESASHI HOUSE (小手指の家), TATO DESIGN:タトデザイン株式会社 TATO DESIGN:タトデザイン株式会社 Living room
Loading admin actions …

自分の家を、自分の好みだけでデザイン出来るとしたら、どのようなプランを考えますか?きっと多くの女性が「かわいい」部屋を作りたいと願うのではないでしょうか。一口に「かわいい」と言っても、エレガントなかわいさから、ポップなかわいさ、レトロなかわいさ等、いろいろな「かわいい」がありますよね。そこで今回は、様々なテイストの「かわいい」を集めてみました。あなたのお気に入りの「かわいい」が見つかりますように!

カフェ気分で

こちらは東京を拠点に活躍するTATO DESIGN:タトデザイン株式会社が、リノベーションを手がけた住宅のリビングダイニング。キッチンに向かって設けられたカウンターは、ブロック塀の壁紙に彩られて、まるで落ち着いた雰囲気のあるバーのような空間に仕上がりました。インダストリアル調のスツールも素敵。取り払えなかった柱を有効活用したソファスペースも、ぽこっと奥まっていて可愛らしいですよね。厳選したインテリアが光る、カフェのようなお洒落なお部屋です。

遊園地がやって来た

次にご紹介するのは、ロシアの建築家AnARCHIが手がけた、こちらの勉強部屋。遊園地がそのまま引っ越してきたかのような、ポップなデザインがとってもキュートですよね。レンガ風の壁紙には観覧車がプリントされ、カラフルなまるいライトは、まるで風船のよう。原色をたくさん用いているのに、うるさくなっていないのは、はっきりとしたテーマがあるからかも知れません。大胆な色使いを検討する際には、一貫した主題を決めると、センス良くまとめることが出来ます。

フランスの風を感じて

まるで南仏のホテルの一室のようなこちらのベッドルーム。パステルブルーとサーモンピンクの組み合わせは、どんなインテリアを使っても絶対かわいくまとめられる、鉄板の色使いです。石畳のような床材もお洒落ですね。大きく開け放たれた窓から吹くそよ風が心地よさそう。片開きの窓は、両開きより空間の余裕が必要ですが、その分開放感は抜群ですね。

ウエスタンリビング

H's HOUSE, dwarf dwarf Living room

吹き抜けに吊るされたライトがキュートなこちらのリビング。新潟県を中心に活躍するDWARFが手がけたリビングルームです。ウエスタン調のインテリアが、むき出しの梁が醸し出すカントリーの雰囲気によく調和していますね。あたたかい木目調と、シャビーな白の二種類の壁を用いることで、スタイルの違いを楽しむことが出来ます。家具もデコレーションもとことん追求した、こだわりのお家です。

天蓋×フェアリーライト

こちらはブラジルの建築家が手がけた住宅のベッドルーム。小さい時から夢見てた天蓋付きのベッドも、大人の女性仕様でシックにまとめられています。天蓋にランタンやフェアリーライトをからませると、さらにロマンチックな雰囲気に。天蓋の内側にライトを吊るして、レースを閉めてしまえば、外側からはシルエットが浮き上がり、ラグジュアリーな空間を演出してくれます。天蓋付きベッドはやっぱり永遠の憧れですね。

内と外との真ん中で

こちらはイギリスのインテリアコーディネーターが手がけた温室。レンガの壁とガラス張りの天井の対比が面白いですね。ガラスのサッシは柔らかな曲線を描き、アクセントに入れられたステンドグラスが彩りを添えています。豪華なシャンデリアも相まって、上質な空間作りに成功しました。このように天候に左右されることなく楽しめる半屋外のスペースは、ぜひ取り入れたいアイディアのひとつです。

童心にかえる

ポップな色使いが目にも楽しいこちらのインテリア。イタリアの建築家GIOVANNONI STUDIO&DESIGNが手がけました。まるで子供部屋のようなスケール感ですが、れっきとした大人のためのリビングルームです。ビビッドイエローのチェアやかわいい羊の木馬、大胆に描かれた壁紙等、それぞれがカラフルかつ個性豊かな形をしているにもかかわらず、見事にハーモニーを奏でています。大人になっても子供心を忘れずに、そんなメッセージが込められているかのようですね。

和室もしっかりかわいく

U's HOUSE, dwarf dwarf Living room

和室を「かわいく」するってどうしたらいいんだろう… そんな疑問をお持ちの方必見のこちらのお部屋。家形の入り口からして、意表を突かれる可愛さですよね。壁には和風のパターンの壁紙をチョイス。小さめの柄を選ぶとより伝統的、大柄だとレトロモダンな雰囲気に仕上がります。さらに床には琉球畳を用いると、普通の畳よりカクカクとしたフォルムが目立って、可愛いかもしれませんね。

暖炉を囲んで

イタリアの家具デザイナーRI-NOVO natural designが手がけたこちらのリビングダイニング。まるくぽっかりと開けられた穴ぐらが可愛らしいですね。中央に設けられた暖炉は、冬になると家族を引き寄せて離しません。大家族でもみんながぐるりとひとつの円になれて、和気あいあいと話が弾みそう。用途とデザインが一致している、あたたかみのあるリビングです。

田舎でもお洒落に過ごす

素朴なカントリー調が可愛いこちらの小さなキッチン。実はここは普通の住宅ではなく、ワゴンを改造して作られた、いわば移動可能なお家。ワゴンいっぱいに作業台の幅を取ったほど、決してスペースに余裕があるとは言えませんが、機能面はバッチリ。シンク代わりに取り付けられたブリキのバケツが、田舎らしくて可愛いですね。自然の中で休暇を取る時には、ぜひこのワゴンで朝ごはんを作りたいものです。

Need help with your home project?
Get in touch!

Highlights from our magazine