ライフスタイルに合わせ暮らしを豊かにするテラス

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高木町の家~霧島連山を望む家~, ㈱ライフ建築設計事務所 ㈱ライフ建築設計事務所 Modern Terrace
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壮大な自然の中の家ならば、その景観の恩恵を取り入れるよう開けたテラスを設けるでしょう。都心であったならば、プライバシーに気を配りながらも解放感を得るためのテラスを作るでしょう。住む人のニーズに合わせた素敵なテラスのアイディアをご紹介します。

屋根を草原に!

こちらの写真。大草原のようですが、実は屋根の上なのです。有明海を望む高台に建つ虎設計工房によるこの宿泊施設兼住宅は、犬と共に過ごせる贅沢な空間です。屋根の上までテラスとして活用し、憩いの場になっています。敷かれた芝、土は断熱材として、暑い気候の季節も屋内に涼感をもたらします。誰もが憧れたことのある、眺望の良い屋根の上でぼんやり過ごす時間は最高の贅沢です。

家族をつなぐテラス

こちらは三つもテラスのある住宅です。ウッドデッキで快適に過ごすことが出来る三つのテラスは、それぞれ複数の部屋からアプローチ出来るように開口部が設けられており、別の部屋にいる家族との緩やかな繋がりを感じさせる接続部として役立っています。写真は南に開けた家庭菜園に面する広いテラスです。デッキの木材と野菜の緑のコントラストが美しく、爽やかに過ごせる空間です。

プライバシーを守る都市型テラス

女性スタッフが中心となり主婦の目線で造られたというこちらのモデルハウスは、駅から徒歩五分という立地にあり、明るい光を取り入れながらもプライベートを守ることを大切に考えてあります。テラスも周囲の視線をシャットアウトする高めの壁と木の柵に囲まれていますが、天井が開け空が存分に見えるので解放感を失っていません。都市型住宅のテラスとして工夫されています。

田園風景に溶け込む空間

西側が広い田んぼに面しているおおらかな景色の中に佇むこの別荘では、その印象深い景色に向けてテラスが設置されています。周囲ののんびりとした風景に間借りし、そこに溶け込んで過ごせそうな景観を活かしたテラスです。

立体的な形が生む特別な空間

広い平面を連続して取ることが不可能な敷地に建てられたこちらの住宅は、高低差を活かしていくつかの平面を小刻みに続けて造られており、室内は「四角」という概念に囚われない斬新な空間となっています。広くはないスペースを活用して造られたこちらのテラスも、立体的な形が温かみと遊び心を感じさせます。

外と内の境界線を曖昧にするテラス

こちらの住宅では、河川敷という立地を活かし、そちらに向けて開いた大きな開口部に奥行きの深いテラスが設置されています。ウッドデッキとリビングの床のレベルが合わせてあり、窓を開けるとまるでリビングまで河川敷に伸びるテラスの一部のようで、解放感を演出しています。屋外と屋内を曖昧に繋ぐテラスです。

世帯間の橋渡し

こちらは小高い丘の斜面に建つ二世帯住宅です。中庭に面して開かれた広い窓に沿ってテラスがあり、離れのように造られた小間と、一階、二階に分かれた子世帯親世帯を繋げています。それぞれに独立した世帯間を外から繋ぐ通路の役目を兼ねたテラスです。

テラスがバスルームにもたらす解放感

こちらはバスルームから続くテラスです。プライバシーは守られながら、開口部を開ければまるで屋外でバスタイムを過ごしているような解放感を味わうことが出来る誰もが憧れるラグジュアリーな空間です。

屋外のリビング

Y's HOUSE, dwarf dwarf Patios & Decks Wood Wood effect

こちらのテラスはもはや外にあるリビングと言ってよさそうです。大きな開口部で仕切られたリビングの床から続くウッドデッキは十分な広さがあり、また三方を壁、天井で覆われているのでインテリアを置いてくつろぐことも可能です。けれど一方でしっかりと外へ向けて開けているので、テラスとしての解放感も失っていません。

最高の借景を活かすテラス

霧島山を綺麗に望むことの出来る贅沢なロケーションに建つこの住宅は、その景観をいかに生活に取り入れるかを重視して造られました。木材をベースにしたナチュラルなリビングからフラットに続くテラスが霧島山を見渡せるよう設置されており、室内までもその解放感と自然の豊かさをもたらしています。木材の素朴な手摺やウッドデッキが、自然に囲まれて暮らす生活空間にふさわしく、温かみのある印象です。

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