DIYで浴室を大改造!そのコツとは?

Aya F. Aya F.
Battersea Basement & Full Refurbishment, Gullaksen Architects Gullaksen Architects Scandinavian style bathroom
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日本でもずいぶん定着してきたDIY。自宅を自分の好みにカスタマイズしていくのは楽しいですよね。でもどこから手を付けたらいいのかは悩むところ。今回は浴室でDIYにチャレンジ!浴室は毎日使うスペース。だからこそ、自分や家族が使いやすいように、また日々の疲れをほぐしてくれるくつろぎの空間になるように、こだわりたいところだと思います。浴室を大改造するためのコツをまとめてみました。

床を変えてみる

浴室の床材といえば、タイルや水はけのよい素材などが一般的ですが、思い切ってフローリングに変えてみるのはいかがでしょう。ヨーロピアンスタイルのバスルームに憧れる方には、こちらのデザインに惹かれる方もいらっしゃるのでは?暖かなフローリングの床は、他の部屋とフラットにつながっており、開放的で統一感のある空間になっています。季節や気分によってラグなどを敷いてみるのもいいかもしれませんね。

タイルで遊んでみる

浴室のリノベーションにあたり、壁面を改造することはその空間の印象を大きく変えられる鍵になります。真っ白なタイルの浴室と黒い石が張り巡らされたそれとでは、かなりイメージが変わりますよね。こちらはスペインのタイル工Equipe Ceramicasが提案するバスルームです。六角形のカラフルなタイルは、アレンジも自由自在。唯一無二のバスルームができることは間違いなし!クリエイティブなあなたの遊び心がくすぐられるのではないでしょうか。

窓を広げてみる

自分でチャレンジするにはちょっと敷居が高いかもしれませんが、浴室の窓を広げてみると今までの浴室よりも驚くほどの解放感が生まれます。早田雄次郎建築設計事務所が手がけた軽井沢の家の浴室は壁一面がガラス張りというかなり大胆なつくりになっており、たくさんの光が注ぎ込みながらも目に優しい木々の緑に包まれるという贅沢な空間に。都市部ではなかなか難しいかもしれませんが、窓の配置を変えてみたり透過性の高いスクリーンなどを目隠しに使ったりすると取り入れやすいかも。

収納を増やしたり

洗面所や浴室は何かと物があふれてしまいますよね。すっきり洗練された浴室を目指すなら、収納場所を増やしてみましょう。日々必要なものも、すべて戸棚にしまい込むとそれだけでモデルルーム並みのスタイリッシュな浴室になりますよ。棚の色や質感もある程度揃えると統一感が生まれるので、気を付けてみてください。

ライティングを変えてみよう

いつもの空間も、ライティングが変わると雰囲気もぐっと変化します。ゆったりとくつろぐためにはやわらかな明かりが心地いいはず。こちらの浴室は、乳白色の壁面に暖かな色の間接照明がマッチしてほっとさせてくれます。一方の壁面がミラーになっているため、少しの光でもより明るく感じられると同時に、視覚的にもより解放感が得られます。窓がない浴室には特にアレンジに力が入るところですね。

花や植物で新鮮な空気を取り込もう

頑張って大改造できたぞ!という方も、いろいろ変えてみたいけれど、あんまり大がかりなのはちょっと… … という方も、ぜひ最後に取り入れていただきたいのが花や観葉植物を浴室に置くこと。植物には人の心をリラックスさせる効果があり、くつろぎの空間である浴室をより心地よいものにしてくれます。ただ、浴室は湿度が高いですので、アジアンタムやポトス、アグラオネマなどの湿度を好む植物を選ぶとよいでしょう。

photo Kenta Hasegawa

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