男の隠れ家、マンケーブ

Kiohde Hayai Kiohde Hayai
Heimkino Berlin, raumdeuter GbR Berlin raumdeuter GbR Berlin Media room
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今回はHomifyイギリスの記事を元に、マンケーブ(Man cave)と呼ばれる空間を紹介したいと思います。 マンケーブとは男の隠れ家とも言われるように、日常生活から離れて自分の趣味に没頭できる空間のことです。そして一人でなく友人を招いてお酒を飲んだり、テレビでスポーツ観戦をしたり、ビリヤードで遊んだりする場所としても使われます。また自分の好きなものを飾る場となるなど、趣味のための空間でもあります。そんなマンケーブがどのようなものか早速見てみることにしましょう。

交流の場としてのマンケーブ

多くの人が想像するマンケーブはおそらくこのようなイメージでしょう。これは「MPD London」 がデザインしたもので、マンケーブに必要なものが揃っています。それはお酒を飲むためのバーカウンターであったり、友人と遊ぶビリヤード台、そしてみんなで一緒に映画を見るためのプロジェクターなどです。このような空間には週末ごとに友人が集まる交流の場となるでしょう。

安らぎをもたらすマンケーブ

多くのマンケーブが映画やビリヤードを楽しむために薄暗い空間が演出されますが、こちらものは少し違います。この空間を作り出したのはデザイン事務所「Aquarium Architecture」。このマンケーブでは海をイメージした巨大な水槽が特徴となっています。水槽には熱帯の魚やサンゴが美しい南洋の海が再現されています。こちらにも他と同様にバーカウンターやビリヤード台があり、美しい熱帯の魚を見ながら、お酒やビリヤードを楽しめるようになっています。ここならば、お酒を飲みながらでも、美しい魚を見て安らぎを感じることができるかもしれません。

自宅映画館としてマンケーブ

こちらのマンケーブはベルリンのもの。ドイツのデザイン事務所「Raumdeuter」が手がけています。このマンケーブは「Heimkino Berlin」と名付けられており、自宅映画館をテーマとしています。その名前が意味するとおり、空間にあるのは小さな映画館。赤色の緞帳に、大きな座席が備えられています。ここでは、映画館で見る気分で、映画を楽しむことができるでしょう。

本格的に映画を楽しむためのマンケーブ

ロンドンのデザイン事務所「Mille Couleurs London」が生み出したのは「Cinema rooms」と呼ばれるマンケーブ。こちらのはデザインは、映画館ではなく映画を楽しめる空間をテーマとしています。そのためスクリーンは大きく、自宅の映画用のスペースとは思えません。大きな座席、映像に干渉しない明かりなど、座席や照明なども映画に集中できるようになっています。より集中して映画を楽しみたいに人にとってはお勧めなマンケーブと言えるでしょう。

健康的なマンケーブ

家で落ち着いて仕事や作業に没頭したい人にとって、離れのような独立したスペースが良いかもしれません。それにはロンドンの建築事務所「Platform 5 architects」の建てたガーデンパビリオンがお勧めです。ロンドンの住宅の庭に建てられた「Shoffice」は、ふんだんに木を使い、日の光が射し込む空間となっています。健康的な空間で自分の趣味や作業に没頭するのも悪くないかもしれません。

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