埼玉県の建築家が手掛けた快適に暮らせるアイデアが詰まった家族の住まい

K.Yokoyama K.Yokoyama
原山Y邸, 株式会社アートアーク一級建築士事務所 株式会社アートアーク一級建築士事務所 オリジナルデザインの リビング 木 木目調
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今回ご紹介するのは、共働きで子育て中の人にも暮らしやすいような住宅を思い描きながら計画されたプロジェクトです。かわいらしいインテリアをはじめ、時間のない両親が効率的に家事に取り組める工夫や、子供のいる家庭の生活スタイルも十分に考慮し、家族みんなが快適に過ごせる住空間が実現しています。特に共働きの子育て世帯にとっては、家作りのヒントとなるようなアイデアが満載なので、何か参考になる情報が見つかるかもしれません。プロジェクトを手掛けたのは、埼玉県を拠点に活動している株式会社アートアーク一級建築士事務所です。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう!

クレジット: art arc architects

家族みんなで長く快適に過ごせる住まい作り

今回は、共働きで子育てもする女性の建築家が、家族全員で安心して暮らせる住まいを目指した自邸のプロジェクト。近年は両親がどちらも仕事をしている家庭が増えていることもあり、住まい作りで動線計画を考える時、パパとママ両方からの目線で、かつ効率的に家事がこなせるなどの配慮も大切になってきています。また、子育てのことだけに重点を置いた家作りをすると、子供が大きくなった際、住まいが生活スタイルの変化に対応しにくくなるかもしれません。この家は、インテリアや素材など細かい部分にも気を配り、理想と実現可能な部分のバランスを取りながら完成した家族の住まいとなっています。

【動線計画については、こちらの記事でも紹介しています】

動線計画で押さえておきたい6つのこと

木に包まれる室内空間

こちらは生活の中心となるLDKの様子です。梁が露出し、一部が吹き抜けとなった天井によって、全体的にゆったりとした雰囲気の室内となっています。さらに、上部には天窓が2つ設置されているので、そこから自然光がこのLDKに降り注ぎ、空間全体が明るさに包まれます。赤いはしごを上るとロフトがあり、そこは子供たちの遊び場になっているということです。キッチンで作業をしていても、ロフトの様子が伝わるので両親も安心ですね。フローリングには杉が使われていて、素足でも気持ち良く過ごすことが出来ます。また、天井の板や梁など、室内全体に木の優しい温もりがあり、そこに居るだけでリラックス感が生まれます。キッチンには広い作業台が設置されていて、ここで子供たちと料理やお菓子作りを一緒に楽しんでいるということです。

明るいリビング

こちらはリビングの様子。壁面に棚を造り付け、雑貨を飾ったりテレビ台にしたりしています。家具を置かずに済み、空間がスッキリとまとまりますね。その代わりに、ラグやカーテンなどのファブリックでインテリアにアクセントをプラスして、センス良く見せているのもポイントです。また大きな開口部の外にはデッキテラスが設けられていて、リビングに明るさと開放感をもたらしています。

可愛らしい子供部屋

姉妹で一緒に使っている子供部屋。かわいらしい壁紙と、プリンセス気分になれる天蓋付きのベッドが印象的なインテリアです。部屋を広く使うために普段は閉じていますが、ベッドは下の部分を引き出すともう一つのベッドが出てくるという2段ベッド式になっているのもポイント。今は2人部屋ですが、将来的にそれぞれ個室が必要になったら、中央で仕切り2部屋にすることも可能ということです。

▶「住まいの写真」ページでは様々な種類の子供部屋を紹介しています。◀

子供部屋の写真ページ


物干しスペースもあるバスルーム

タイル貼りで明るく清潔感のある空間に浴槽が置かれているバスルーム。少し広めにスペースを取っているのは、洗濯物を干す空間を作っているためです。これなら天気や時間を気にせずに洗濯をして干しておくことが出来るので、家事の負担が少し軽くなり、共働きの家庭にはとても助かるアイデアですね。

▶株式会社アートアーク一級建築士事務所の手がけた建物については、こちらでも紹介しています◀

株式会社アートアーク一級建築士事務所

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