内壁&柱 : 個性的スタイルでインテリアが生まれ変わる!

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Letnie mieszkanie pod Berlinem, Loft Kolasiński Loft Kolasiński オリジナルデザインの ダイニング レンガ
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壁や柱は住宅の構造体の一部であるので素人が大きな改造を施せる箇所ではありません。しかしそれだけに、その部分が一般的なデザインと異なるとインパクトが強いフォーカルポイントとして機能し始めます。今回紹介するのは個性的なスタイルの内壁や柱を備えた住宅。あなたの好みはどれですか?

オリジナルモルタルの壁

重厚感と重量感のある暗色の内壁はまるで遺跡への入口のよう!外部やエントランス付近ではなく、室内空間に堂々と佇む様にはっと目を引かれます。壁はざらりとした質感のオリジナル素材を使ったモルタル仕上げ、そこに合わせた繊細なレースのカーテンや差し込む自然光が作る陰影が、この壁のある風景をより印象的なものとしています。

蛇籠のインパクト

続いてもインパクトの強いデザインです!こちらはなんと蛇籠の柱。蛇籠とはワイヤーを編んだ籠状の枠に石を詰めたもの。一般的には庭のフェンスや間仕切りとして使われています。それが室内にあるという点に加え、石そのものの存在感、ボリュームのインパクトなど誰もが度肝を抜かれること間違いありません。石の隙間にエアプランツを差し込んで、よりワイルドかつユニークなインテリアになっています!

静岡県のデザイナー HAPTIC HOUSEによるデザインです。

ゾーニングにもぴったり

こちらも一枚目で見た内壁に似たアーチのあるデザインです。しかし同じアーチでも間口の広さや色、質感などでかなり印象が異なります。このような内壁はオープンスペースを緩やかにゾーニングするのに適しています。オープンプランのLDKやリノベーションマンションのゾーニングにぴったり。左官仕上げでヴィンテージ感を出すとおしゃれに決まります!

ファンタジックかつ軽やか

アーチ型の出入口に窓、そしてドア。たくさんの開口が取られた内壁は軽やかでリズミカルな印象を作成します。効果的に使われたナチュラルな木材が温かみを加えて優しげな雰囲気に、そして絶妙な開閉のバランスが冒険心をくすぐります!絵本に出てきそうな夢のあるデザインですが子供っぽくないのが素晴らしい。家族のみならず友人や近隣住民にも愛されそうな住宅です。

シュルレアリスムの部屋

真っ白な空間に細い木の柱が何本も佇む、一見不思議な空間です。でも何か効果を狙って柱を加えていったのではなく、実はこれ、細かく個室に仕切られていたリノベーション前の木賃アパートの名残なんです。建物の構造を変えないよう残された柱ですが、今ではこの住宅の最大の個性となっています。真っ白な林の中に迷い込んだようなシュルレアリスムの世界観すら感じる、印象に残る空間です。

クレジット: Ⓒ KOICHI TORIMURA

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