明るく快適な中庭を囲む3階建ての住まい

K.Yokoyama K.Yokoyama
水無瀬の家 house in MINASE, プラスアトリエ一級建築士事務所 プラスアトリエ一級建築士事務所 モダンデザインの ダイニング
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今回ご紹介するのは、明るく快適な中庭を囲む3階建ての住まいです。住宅が密集する敷地での課題であるプライバシーの確保をクリアし、さらに空を身近に感じられるような開放感を味わえる住宅となっています。手掛けたのは、大阪を拠点に活動するプラスアトリエ一級建築士事務所です。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見ていきましょう!

白が青空に良く映えるモダンな外観

クライアントさんは若い夫婦で、住まいは郊外の密集した住宅地に建つ3階建てとなっています。初めは、コスト面等を考えて2階建てを計画していましたが、敷地周辺は3階建ての建物が多いそうで、それらの敷地条件や、プライバシーと開放感の両立等を考慮した結果、中庭付きの3階建ての家となりました。道路に面した側は開口を抑え、プライバシーをきちんと確保。シャープな建物の輪郭と白い色が青空に良く映えて、美しい住まいの外観です。

三角の玄関ポーチ

建物から一部分をくり抜いたかのように、三角に屋根を取ったお洒落でユニークなデザインの玄関ポーチ。白くシンプルな住まいのデザインのアクセントにもなっていますね。木の素材感が優しい入口のドアを開けて、住まいへと入ります。入口脇に植えられたシンボルツリーが、帰宅する人や訪問客を優しく迎えてくれます。奥には、外壁の一部が四角くくり抜かれ、そこから中庭の木が顔を出しているのが見えます。

開放感あふれる玄関と中庭

入口を入ると見えるのがエントランスホールと中庭です。エントランスホールは自転車置き場や趣味用の作業場としても使えそうな十分な広さがあります。中庭とつながることで、より開放的な空間になっていますね。中庭には大きな木が植えられ、住まいのオアシスのような存在。疲れたときはウッドデッキに腰かけて、木陰でリラックスするのが気持ちよさそう。住まいを外から見た感じとは想像もつかない、オープンで快適なエントランスと中庭スペースとなっています。

中庭とつながるリビング

住まいは中庭を囲んだスキップフロアの構成となっています。こちらのリビングは、中庭に面した大きな開口から十分な光が差し込むことで、明るく気持ちのいい空間となります。ナチュラルを基調としたインテリアに、天井も吹き抜けで高く広々としたこのリビング。ソファに座りながらテレビを見たり、読書をしたりと、思う存分リラックスした時間を過ごすことができるでしょう。天気のいい日は窓を開け放つことで中庭とつながり、外と一体となったより快適な雰囲気となります。

あると嬉しいちょっとした畳スペース

こちらは2階の様子。一段低くなっている部分にある畳スペースと、奥に見えるのがダイニングキッチンです。リビングでくつろぐことも気持ちがいいのですが、やはり住まいにちょっとした和のスペースがあると、静かに落ち着いて過ごしたいときには便利です。リビングの吹き抜けに面しているので気持ちいい風と光が2階空間にも届き、視覚的な窮屈さがないのもいいですね。

中庭がのぞめるダイニング

こちらは、畳コーナーの奥にあるダイニングの様子です。中庭に面して大きな窓を設け、ダイニングからも中庭の緑が楽しめるようになっています。中庭を囲むようにレイアウトされたこの住まいは、他人の目を気にせず家族だけでリラックスして生活するには最適な作り。周辺に住宅が密集していても自分たちの生活のリズムを守ることが出来ます。また、どこの部屋にいても家族の様子がうかがいやすく、安心して生活できるのもいいですね。生活の中でいつでも目にすることが出来る中庭の木は、住まいのシンボル的存在となって家族の生活を見守ってくれているようです。

【中庭については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 中庭のある家に住む5つのメリット

 知っておきたい中庭の6つのポイント!  

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