シェルフでつくるおしゃれインテリア

A.Imamura A.Imamura
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シェルフはレイアウトのアイデア次第でおしゃれにゾーニングや収納をすることができる便利な家具です。家の間取りを決めたり、読書を楽しむコーナーを設けるなど、住まいの中で棚は脇役から主役へと変わってきています。造作棚やオープン棚などを賢く活用してみましょう。今回は、シェルフでつくるおしゃれインテリアをご紹介していきます。

シェルフが空間の主役

シェルフは配置やデザイン次第で、狭い空間や変形空間を圧迫感なく個性的に変えることができます。こちらは中山大輔建築設計事務所が手がける三角形の細長い敷地に建つ住まい。高い天井高をたっぷり確保したLDK一体型のワンルームは家具の配置が難しい三角形の変形スペースですが、壁一面の造作棚で解決。デザインはLDKと同様の木材質で一体感を出すことでスッキリと空間に馴染みます。キッチンスペースまで大きく繋げてつくられたオープン棚は、LDKの大きな繋がりを演出する収納家具としても機能しています。

シェルフでリズムをプラス

シェルフは、収納だけではなく空間にリズム感を加えるアイテムとしても活躍します。こちらの住まいは、オープン棚が多く活用されており、自由に好きなものを収納したり飾って、好きなものに囲まれて暮らすインテリアがコンセプトです。壁面の造作棚は階段状にデザインされており、それが個性的でおしゃれな空間の演出へと繋がっています。

クレジット: A.FUKUZAWA

間仕切りとして

限られた空間のなかにワークスペースとリビングをシェルフを使ってつくってみましょう。こちらは背の低いオープン棚を空間を区切るように配置することで、緩やかなゾーニング効果を利用してワークスペースと寛ぎのリビングスペースをつくる例です。オープン棚のレイアウトに加え、天井から吊るした植物や、ワークスペースとリビングの照明デザインをかえることでも効果的なゾーニングができます。

Photograph: Shohei Yoshida

壁取り付け棚

例えば、壁の前に棚を設置するより、壁自体をブックシェルフにしてしまえば、空間をもっと広く有効に使えるとおもいませんか?こちらは中央の階段と壁がリビングとダイニングを緩やかに分ける住まい。高い天井高とスリップ階段の開放感に合わせて、壁にはオープン棚がレイアウトされています。壁取り付けの収納は、廊下などの移動スペースを遮らず、また有効に使用する方法の一つです。

クレジット: Photo by:大沢誠一

スタッキングでフレキシブルに

スタッキングシェルフは、組み合わせるアイテムによって縦にも横方向にも広げられるフレキシブルな家具です。正方形をどんどん組み合わせていくので、レイアウトしたいスペースにちょうどいいシェルフをつくることができます。またレア言うとチェンジも簡単。収納したいものに合わせて戸棚付やオープンボックス組み合わせてみましょう。

こちらでは合わせて「スタッキングシェルフで自由自在に組み合わせ」を紹介しています。

飾り棚を有効に

二階階段の廊下に配置された飾り棚は、本や植物・家族写真等たくさん収納できるよう造作されています。高い吹き抜けと大きな開口部からの通風や採光を防ぐことが無いよう、収納ボックスの背面は塞がないのがポイント。二階バルコニーから朝日が降り注ぎ視線が抜けることで空間に広がりをもたらします。

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