素敵な空間を持った狭小住宅6選!

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今回は狭小住宅デザイン6軒をまとめてご紹介します。多くの人が家を建てる際に悩むのが土地の値段でしょう。都市部では土地が高価格で広い土地を購入することは難しく、10坪ぐらいの狭い土地に家を建てることになることもあります。このような狭い土地に建てられる家は、どのようにスペースに制限されず快適に暮らせる工夫がされているのでしょうか?今回は、そんな狭小住宅間取りを紹介します。

「公園を眺める狭小住宅デザイン」(敷地面積14坪、建築面積8坪)

建築事務所アナザーアパートメンが建てたのは小さな美しい住まい。こちらはわずか8坪の土地に建てられた木造狭小住宅間取り2階建ての建物です。他の住居に囲まれており、外からは正面部分のファサードしか見えません。正面から見えるのは1階のガレージと小さなベランダだけ。白色にまとめられており、とてもシンプルな印象を与え、プライバシーもしっかりと保護してくれます。


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「公園を眺める狭小住宅間取り」(敷地面積14坪、建築面積8坪)

平均狭小住宅10坪と言われる中、僅か建築面積8坪しかないこのような建物で最初に考慮しなければいけないのは、「採光方法」と「広がり」です。2階部分のファサード全面がガラス窓となっているため、室内には外からの自然光が射し込み、とても明るくなっています。また家の中から目の前に広がる公園を眺めることができます。そのため狭い空間に閉じ込められたような感覚を感じることなく、空間の広がりを感じることができ、心地良い生活が送ることができるでしょう。本住宅は「

公園の家ー光と緑に溢れた狭小住宅デザイン「公園の家」

」で詳細を紹介しています。


【シンプルな外観の家については、こちらの記事でも紹介しています】

モダン!オシャレ!かっこいい!シンプルな外観の家26選!

採光を効率よく取り入れる工夫は階段から始まる

階段の圧迫感でリビングが狭く感じたり、暗さが目立ったりすることがあります。「公園の家」は、スケルトン階デザインを選ぶことで、公園に向かう大きな開口部から差し込む明るい光が居住空間の隅々までいきわたるよう配慮されています。空間に圧迫感を出さず、軽やかに見せながらも階段としての機能性をしっかり確保したデザインです。


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「川に寄り添う家」(敷地面積15坪、建築面積9坪)

水石浩太建築設計室は、15坪の土地に特別な形をした家のデザインを建てています。土地は川と通り挟まれて、3角形の形をしています。そんな土地に合わせた建物の形は3角形。1階より2階の方が大きくなっており、まるで船の船首のように見えます。そのため特殊な外観は人目を引き付けるでしょう。


【住まいづくりついては、こちらの記事でも紹介しています】

 小さな家に完璧にフィットするキッチン15選!

「川に寄り添う家」(敷地面積15坪、建築面積9坪)

建築面積僅か9坪の狭小住宅間取りは特殊な形をしているので、その中は狭いと感じるかもしれませんが、実際には圧迫感を感じないように至る所に窓を設けて、解放感を演出しています。建物は3角形で先細りした形をしており、両側の壁に大きなガラス窓を取り付けているため、壁が無いような開放感を感じられる作りになっています。また天井が高く明かり窓が取り付けられているため、明るく広い空間を生み出し、快適な生活が可能になっているのです。本住宅は「15坪の3角形の土地に建つ家「川に寄り添う家」」で詳細を紹介しています。

「Re:Toyosaki」(敷地面積12坪、建築面積10坪)

松村一輝建設計事務所が手がけたのは築50年のリノベーション。50年以上も前に建てられた狭小住宅間取り2階建ての住まいは、住宅密集地の12坪の小さな土地に建っています。建物の構造は昔のままで外観はごく普通の家に見えます。そんな家に美しい木の扉を取り付け、外壁は白色に塗り直して、素敵な雰囲気を醸し出しています。

「Re:Toyosaki」(敷地面積12坪、建築面積10坪)

10坪の家の内部には築50年以上とは思えない美しい空間が広がっています。壁や床、そして天井の大部分は白色にまとめられており、清潔感があり、とても明るく狭さを感じさせません。白色の空間で目立つのは古めかしい木の柱や梁。それは建物が持つ歴史を伝えてくれるでしょう。古い建物のリノベーションとなるため構造は変えられませんが、部屋の壁を減らすなど、狭く感じることのない心地良い空間を実現しているのです。本住宅は「小さな古い建物のリノベーション「Re:Toyosaki」」で詳細を紹介しています。

「下丸子の住宅」(敷地面積16坪、建築面積10坪)

アトリエハコ建築設計事務所が建てたのは、小さくても存在感のある家「下丸子の住宅」。16坪の土地、建築面積10坪の敷地に建てらた木造狭小住宅間取り2階建ての住まい。外観は黒色にまとめられていますが、壁が飛び出ていたり、へこんでいたりしており、複雑な外観となっています。その理由は室内空間に合わせてデザインされているため。多くの小さな家のデザインはシンプルにまとめられていますが、こちらの住居はそれとは対照的に、個性的なものとなっているのです。

「下丸子の住宅」(敷地面積16坪、建築面積10坪)

建築面積10坪の建物内部も外観同様にとても個性的。玄関脇には螺旋階段があり、存在感を放っています。それだけでなく高さ1.4メートルのロフト空間があり、それは趣味の空間として使うことができます。従来ならば無駄がないように切り詰められてしまいますが、ここでは無駄を切り詰めていません。そのため個性的な空間となり、家での生活を楽しめるようになっているのです。本住宅はこちらのページで紹介しています。

「下丸子の住宅」(敷地面積16坪、建築面積10坪)

様々な方向を向いた窓や特徴的な形をした吹き抜けを眺めながら螺旋階段を昇っていくと、このようにロフト空間が設けられており隠れ家のようなスペースが現れます。狭さを感じない躍動的な動線がデザインされており、暮らしにリズミカルな楽しさをもたらしています。


クレジット: アトリエ・フロール

「狭小ローコスト住宅」(敷地面積17坪、建築面積8坪)

スタジオ4設計が建てたのは、狭い土地を有効に使い、低予算で建設可能なローコスト住宅。17坪の土地に家は建てられています。木造狭小住宅間取り2階建ての家を眺めると、見えるのは黒色でまとめられた外壁と木のデッキ。黒と茶色のツートンカラーは鮮やかで、人目を引き付けるでしょう。

「狭小ローコスト住宅」(敷地面積17坪、建築面積8坪)

この建築面積8坪の狭小住宅間取り2階建ての建築費用は僅か1000万円と限られているため、建物内部では柱や屋根がむき出しとなっています。室内表面は木材で作られており、素材の暖かみを直接感じることができます。また建物正面部分のファサードには大きなガラス窓が取り付けられ、太陽の光が室内空間を明るくします。予算と土地の大きさに制限があるにも関わらず、ここでは明るく心地よい家が実現されているのです。本住宅は「敷地面積も予算も無く建てられた快適な住宅とは?「狭小ローコスト住宅」」で詳細を紹介しています。

「快適な2世帯住宅」(建築面積10坪)

こちらの見た目にも楽しめる素敵なモダンハウス。10坪で核家族とご両親、さらにはペットを1匹飼っているという、狭小住宅間取りでは難しい「大空間デザイン」と「プライバシーデザイン」の両方を叶えた住居です。デザインを手掛けたのはアトリエハコ建築設計事務所/ATELIER HAKO ARCHITECTS。狭い空間はファサードにも伺える「パノラマ窓」を用いることで、180度視界を外へ開き空間を大きく見せています。更には太陽光の照射角度に合わせた窓を建物上部に設け、小さな空間に沢山の太陽光を取り入れ更に空間を大きく見せています。

「快適な2世帯住宅」(建築面積10坪)

こちらが「180°パノラマ窓」の内側です。キッチンスペースにはいつでも光が外から差し込み、視野も室内で留まることなく大きく見渡せる素敵なデザインとなっています。ダイニングテーブルは設けず、直接キッチンカウンターがそのまま食卓になることでスペースを大胆に節約しています。食事後にも片づけがしやすく、また調理中にも家族とコミュニケーションが取れる素敵な2世帯住宅デザインです。本住宅は「建坪10坪に広がるパノラマ!二世帯を快適に」で詳細を紹介しています。


【狭小住宅間取りについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ 狭小ハウスを建てる前に知っておきたい6つのこと


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追記:「小さい家」(敷地面積40坪、建設面積9坪)

土地の広さがあっても「小さく住まう」という選択肢もあります。こちらの小学校前に面する家は、敷地面積は40坪という大きさですが、家の面積は建築面積9坪の2階建て、延べ床面積18坪の小さな住まいです。家自体を小さくする事で、より外部に居場所が生まれるような居心地のよい居住空間をデザインしています。

追記:「小さい家」(敷地面積40坪、建設面積9坪)

街並みに優しい雰囲気を漂わせるこの住まいの室内を見てみましょう。ここは2階に配置したリビング。居室の両側に設けられた開口からは気持ちの良い風が通り抜け、春には小学校の桜を眺めることが出来ます。造作インテリアは木材と白でシンプル且つコンパクトにまとめられています。天井の緩やかな傾斜は空間に優しいリズム感をもたらすと同時に包み込むような佇まいを添えています。

こちらの狭小住宅デザインは参考に出来そうですか?コメントはこちらにどうぞ!

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