開放感のある広いリビングルーム10選

Manami Sakaguchi Manami Sakaguchi
今後100年を見据えて・・江戸末期古民家屋敷再生, 環アソシエイツ・高岸設計室 環アソシエイツ・高岸設計室 和風デザインの リビング
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家族が一家団欒を楽しみ、くつろぐ部屋でもあり人を招く場所でもあるリビングルームは家の中で特定の機能や目的を持たない部屋でもあります。なので何か目的を持った空間にしたり自分の好きなようにコーディネートすることもできます。その一方で家族のコミニュケーションスペースにもなるリビングは居心地の良さが求められます。居心地が良いイコール広いということではありませんが、広さとは単に面積の問題だけでなく開放感があるかどうかということだと思うのです。今回はそんな「広い」リビングルームを紹介したいと思います。

宇宙船の内部のようなリビング

こちらは東京を拠点に活動するARTECHNIC ARCHITECTS/アールテクニックが手掛けた別荘のリビングルームです。まるで私たちが想像する宇宙船の内部のような構造を持つこちらのリビングルームは、曲線が美しくいろんな形に切り取られた開口部からは自然を堪能することができます。別荘という非日常空間で滞在中に心を豊かにし英気を養う空間として、自然と一体になって1日眺めていても飽きない風景がここにあります。

photo:Nacasa & Partners Inc.

見通すリビングルーム

江戸末期の古民家を福岡県を拠点に活動する環アソシエイツ・高岸設計室がリノベーションを手掛けました。「代々受け継いできた家の佇まい、思い出、庭、格式を大きく変えることなく、現代の生活スタイル、温熱環境、構造耐力に合わせて、次世代に継承したい!」というクライアントさんの思いに応えた住宅となっています。そんな住宅のリビングは吹き抜けになっていて開放感あふれる空間となっています。またリビングからは茶の間、仏間、奥の座敷まで見通すことができます。

光が降り注ぐリビング

こちらは東京を拠点に活動するTERAJIMA ARCHITECTSが手掛けたオリエンタルモダンの住宅です。吹抜けの上からのぞむこちらのLDKは、大きな開口部から光が降り注ぎ明るく開放感あふれる空間となっています。そんな部屋を明るくしてくれる光は冬になると部屋を暖める効果もあり、快適に過ごすことができます。

自然を感じるリビングルーム

こちらは東京都八丈島に建つ、居心地の良い風を楽しむことができる別荘です。東京を拠点に活動するGUEN BERTHEAU-SUZUKI CO.,LTD.が手掛けました。塀がなく家や車にカギをかける習慣のない島、一日中ビーサンですごせるトロピカルな環境に建つこちらの住宅のリビングルームからは、室内にいても外部にいる風域を得られた空間作りとなっています。必要以上のものがないこの空間は、椅子に座ってただただ外の空気と風を全身で感じることができます。しかし自然は時に脅威となり、台風銀座とも言われている土地柄ということもあって、穏やかな気候の裏に見え隠れする自然の怖さに対する配慮も十分にされています。

360度ガラス張りのリビング

360度全てガラス張りになっているこちらの住宅は、三重県を拠点に活動する近藤博史建築設計事務所が手掛けました。全てガラス張りになっていることで自然に囲まれた風景の時間の変化を究極まで一体に感じることができ、自然が内装仕上げとなっています。海に映る夕日や朝日、緑全てが内装として感じられ、リビングのソファに座るとまるで海に浮いているような錯覚を引き起こします。開放感がありすぎると逆に落ち着かなくなってしまいますが、こちらのように自然に囲まれた空間であれば人の視線を気にせず過ごすことができますね。

家の中心となるリビング

こちらは香川県を拠点に活動するJMA(JIRO MATSUURA ARCHITECTURE OFFICE)が手掛けました。共働きであるクライアントさんは家族が集まる広いリビング中心の生活を希望されました。それを見事に叶えたのがこちらです。家の真ん中にリビングという広場を設け、その周囲にぐるりと部屋を配置するシンプルな平面構成となっています。シンプルだからこそ安心感があり構造的にも安定した強度を確保しています。何もない空間に見えて目に見えない大切なものがある空間となっています。

ぬくもりのあるリビングルーム

homify オリジナルデザインの リビング

高原の木々に囲まれ、東に相模湾をのぞむ天城高原に建つこちらの別荘を東京を拠点に活動する松井建築研究所が手掛けました。内部は木の質感を活かした内装となっており、素敵な螺旋階段をあがるとぬくもりのあるリビングルームが広がっています。春夏秋冬いつでも窓を大きく開き、自然の豊かさや厳しさを楽しめる別荘となっています。

家族の存在を常に感じられる空間

こちらは岐阜県を拠点に活動するAIRHOUSE DESIGN OFFICEが手掛けた住宅です。もともと倉庫だったものを効果的に利用し、快適でおしゃれな開放感あふれる住宅となりました。おしゃれなだけでなくこの広い空間での熱損失を最小限に抑えるために、発泡ウレタンを壁や床、天井に加えたりと工夫が施されています。また全ての開口部は既存のサッシ窓やドアを利用して設計されています。そして家族の存在を常に感じられるような生活空間となっています。

白と青のコントラスト

白い壁と大きな開口部からみえる青い空とのコントラストが美しいこちらのリビングルームは、大阪を拠点に活動するUZUが手掛けました。ナナメの境界ラインと北側斜線の勾配に合わせた2つのく折れの壁が帆となり、風と光が室内を巡りハンモックを揺らします。波間に浮かぶ帆船のデッキのような住宅となっています。

撮影:福澤 昭嘉

シンプルでカラフルなリビングルーム

こちらは千葉県を拠点に活動するSMART RUNNING一級建築士事務所が手掛けた住宅のリビングルームです。シンプルですが、カラフルな家具がおしゃれな空間を演出しています。リビングと周辺部は引き戸によってつながりますが、壁がないためリビングからは360度向こう側の空間へと視界が開いていきます。またリビングに立ったとき、方位や前後といった感覚を無効としながら、隣接する空間に視覚的、空間的、モンタージュを意識するようになっています。極めて図像的平面計画でありながら、視界や意識は常に外側へ流れていく感覚がこの住宅にあります。

【リビングについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ リビングのおしゃれな雰囲気作りをスタイル別にご紹介! 

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